2012年2月12日日曜日

美濃手漉き和紙の必然性について思うこと

こんばんは♪

最近の気温で春が近づいてきたと感じる今日この頃ですが、
インフルエンザやノロウイルスが流行っているみたいですね。

私はインフルエンザは1度だけなったことがありますが、本当に辛いですね。

みなさん十分に気をつけてくださいね!


さて、今日は昔のことをちょっとだけ(?)振り返りたいと思います。

私が美濃に移住したきっかけは、一年間若手職人グループの
「美濃和紙ネットワーク21」と一緒に新商品を開発する事業に関わるためでした。

まだ社会人経験も浅くてデザインの経験もない自分にできるのかという不安や
生活の心配がありましたが、それよりも期待や希望の方が勝っていました。

職人さんの紙や現場を見て、少ない自分の経験を活かしたもの作りをしようと
デザインや試作を重ねました。

ある日、自分の考えたものをある方に見せたところ、
「美濃手漉き和紙で作る必然性がない」とバッサリと言われました。

当時はその言葉でかなりへこんでしまい、
何を作っていいのか全くわからなくなってしまいました。

答えをみつけられずにいた私に職人さんが、
「ぼくたちにだってわからない」とおっしゃいました。
私はその言葉を聞いて、なんだか吹っ切れましたが、
ずっと美濃手漉き和紙の必然性について考えました。

新商品を考える度に。でもそれはとても大切なことです。

今自分が思うのは、手漉き和紙を使う自分が必然性を感じられれば、
表現してもいいのではないかということ。。


自分は色々な面でまだまだ未熟ですが、
経験を積むことで昔気がつかなかったことを
気がつけるようになれればと思います。


また新しい週が始まるので、ポジティブに頑張りたいと思いま~す!

好きな一枚。